KERATIN BLOWOUT / HOME CARE
ケラチンブローアウト後のホームケア
当日から2週間の過ごし方と
扱いやすさを保つコツ
シャンプーはいつから? 結んでもいい? 施術後の扱い方と、毎日の「洗う・すすぐ・乾かす」の基本を整理します。
「今日はシャンプーしても大丈夫? 髪を結んでもいい?」
「せっかく整えた髪だから、家でのケアで台無しにしたくない」
「最初はまとまっていたのに、だんだん元に戻ってきた気がする」
ケラチンブローアウトを受けたお客様から、施術後の扱い方について、このようなご質問をいただくことがあります。
うねりや広がりが落ち着き、指通りも変わった髪を見ると、帰り道に何度も触れてしまう方もいらっしゃいます。その一方で、「家に帰ってから、何をしてよくて、何を避けたほうがいいのか」が分からず、不安になるのも自然なことです。
ケラチンブローアウトは、縮毛矯正のように一度で形を固定する施術ではありません。シャンプーの回数や紫外線、汗などの影響を受けながら、少しずつ元の質感に近づいていきます。だからこそ、施術後の過ごし方と毎日の扱い方が、扱いやすさの続き方に関わります。
大切なのは、新しいケア用品を次々に足すことではありません。施術当日の過ごし方と、翌日からの「洗う・すすぐ・乾かす」を丁寧に続けることです。
先にお伝えしたいこと
- 施術当日はシャンプーを控え、翌日から洗います
- 当日は、できれば髪を結ばずにお過ごしください(必要なときは、ゆるく結べば大丈夫です)
- 翌日からは、洗浄力の強すぎないシャンプーで洗い、シャンプーとトリートメントではすすぎ方を分けて、根元から乾かします
- カラーは同じ日もできますが、2週間ほどあけるといつもの調合で考えやすくなります
SELF CHECK
いちばん気になるのは、どれですか?
気になる項目を選ぶと、その説明の場所へ移動します。
CHAPTER 01
整った髪を、家でどう扱えばいいのか
施術を終えた直後の髪は、乾かすだけでまとまりやすい状態です。けれど、その状態がどのくらい続くかは、施術の内容だけで決まるわけではありません。毎日のシャンプー、すすぎ、乾かし方、熱の当て方。サロンを出たあとの時間のほうが、ずっと長いからです。

ケラチンブローアウトの持続は、2〜3か月がひとつの目安です。ただし、髪質、クセの強さ、これまでのカラーや縮毛矯正の履歴、生活環境によって個人差があります。同じ施術を受けても、扱い方によって「もう戻ってきた」と感じる時期は変わります。
そのため、Riourseでは施術そのものと同じくらい、施術後の過ごし方をお伝えすることを大切にしています。難しいことを毎日続けていただく必要はありません。避けたいことと、続けたいことを知っておくだけで、扱いやすさを保ちやすくなります。
CHAPTER 02
「何を足すか」より「何を重ねないか」
施術後のホームケアと聞くと、新しいトリートメントやオイルを買い足さなければいけない、と感じる方もいらっしゃいます。けれども、ホームケアの役割は、施術で整えた髪を毎日の洗髪や乾燥、摩擦からできるだけ守ることです。家でのケアだけで、髪の状態が大きく変わるわけではありません。
反対に、施術後の質感から早く離れたように感じるときは、何かが足りないのではなく、負担が重なっている場合があります。一つひとつは小さなことでも、毎日続けば扱いやすさに影響します。
| 場面 | 続けたいこと | 見直したいこと |
|---|---|---|
| 施術当日 | シャンプーを控え、髪を下ろして過ごす | 強く結ぶ、きついヘアクリップで留める |
| 洗う | 洗浄力の強すぎないシャンプーで、頭皮を中心に洗う | 洗浄力の強いシャンプーで、毛先まで何度も洗う |
| すすぐ | シャンプーは泡を残さず流し、トリートメントはぬるつきがなくなるまで優しく流す | すすぎ不足のまま、オイルやミルクを重ねる |
| 乾かす | タオルで押さえてから、根元から乾かす | 濡れたまま寝る、タオルで強くこする |
| 熱 | 必要な部分だけ、低めの温度から使う | 同じ場所へ高温のアイロンを何度も通す |
トリートメントやオイルも、目的に合えば役立ちます。ただ、重ねるほどまとまるわけではなく、細い髪では重さや束感として感じられることもあります。施術後こそ、「何を足すか」より「何を重ねないか」を先に考えることが大切です。
CHAPTER 03
施術後の扱いやすさが変わりやすい場面
施術後のまとまりが変わってきたと感じるとき、原因は一つとは限りません。よくある場面を、一つずつ見ていきます。
01施術当日に、強く結ぶ・きつく留める
施術直後の髪を強く結ぶと、結び目の部分に圧力や曲げる力が集中します。さらに汗や湿気で水分が入ると、髪の一時的な形が変わりやすくなり、結び跡がつくことがあります。これは、ケラチンブローアウトの効果そのものがなくなるというより、髪の一時的な形や表面の質感に影響する、と考えるのが自然です。
そのためRiourseでは、施術当日はできれば髪を結ばず、そのままお過ごしいただくことをおすすめしています。可能であれば翌日くらいまでは、強く結んだり、きついヘアクリップで留めたりすることを控えていただくと安心です。
ただし、少し結んだからといって、すぐにケラチンブローアウトの効果がなくなるわけではありません。お仕事などで必要なときは、柔らかいシュシュなどでゆるく結んでいただければ大丈夫です。
「何時間結ばなければ定着する」という決まった期間は、薬剤によって考え方が異なり、ケラチンブローアウト全般に共通するものとして確立されているわけではありません。Riourseでは、仕上がりと持続を左右するのは、施術中の薬剤の反応、熱の入れ方、水分の扱い、毛先の状態の見極めだと考えています。結ばないことで定着させるのではなく、施術で整えた状態に、当日は余計な負担をかけない。そのためのお願いです。
シャンプーについては、施術当日は控え、翌日から洗っていただくようご案内しています。帰り道の雨や汗で髪が濡れたときは、タオルで押さえるように水気を取り、ドライヤーで根元から乾かしてください。
02洗浄力の強いシャンプーで、何度も洗う
汚れをしっかり落としたい気持ちから、洗浄力の強いシャンプーで二度三度と洗う習慣がある方もいらっしゃいます。施術後の髪にとっては、洗う回数や洗浄力の強さが、扱いやすさの続き方に関わります。頭皮をきちんと洗うことと、毛先まで強く洗うことは同じではありません。
03すすぎ残しと、製品の重なり
シャンプーやトリートメントが髪に残ると、重さやベタつき、まとまりにくさにつながることがあります。特に襟足や耳の後ろは、流し残しが出やすい場所です。すすぎ残しの上にオイルやミルクを重ねると、髪が一束に固まったように感じる場合もあります。
04濡れたままの時間と、摩擦
タオルで強くこする、濡れたまま寝る、乾ききらないうちに結ぶ。濡れている髪は、乾いているときより摩擦の影響を受けやすくなります。枕や衣服と毛先がこすれる日常の小さな摩擦も、同じ場所へ毎日重なると無視できません。
05熱を、同じ場所へ重ねる
気になる顔まわりや毛先に、アイロンを何度も通してしまうことがあります。温度だけでなく、髪がしっかり乾いた状態で熱を当てているか、同じ場所を何回通しているかも、施術後の質感に関わります。
06施術から間もない時期のカラー
Riourseでは、ケラチンブローアウトと同じ日にカラーを行うこともできます。ただ、施術後2週間ほどは、カラーの色の出方や明るさが普段と変わりやすい時期です。この時期にカラーをする場合は、ケラチンブローアウトの状態を踏まえた調合が必要になります。
2週間ほどあけると髪の状態が落ち着き、いつもの調合で考えやすくなります。施術から2週間以内に別の美容室でカラーをする場合は、ケラチンブローアウトを受けたことと施術日を伝えてください。
CHAPTER 04
美容師は、施術後の変化をどう見ているのか
施術後の髪の変化は、一日で決まるものではありません。Riourseでは、施術直後の仕上がりだけでなく、最初の洗髪後、湿気の多い日、汗をかいた日に、扱いやすさがどう変わったかを伺っています。
同じ「戻ってきた」という感覚でも、施術が必要な変化と、ホームケアで調整できる変化があります。すすぎ方やオイルの量、アイロンの温度を見直すだけで、扱いやすさが変わることもあるからです。
確認するのは、次のような点です。
- 1最初のシャンプー後、乾かしたときのまとまり
- 2雨や湿気の日に、うねりや広がりが出る場所
- 3施術直後より、アイロンやスタイリング剤が増えていないか
- 4根元・中間・毛先で、手触りやまとまりに差がないか
- 5普段のシャンプー、すすぎ方、乾かし方の習慣
記録には写真が役立ちます。正面、横、後ろを、同じ場所、同じ明るさで撮っておくと、変化を比べやすくなります。強いフィルターは使わず、普段の室内や自然光で撮ってください。
CHAPTER 05
Riourseがおすすめする、施術後のホームケア
Riourseが大切にしているのは、「薬剤ではなく、順番が結果を変える」という考え方です。これはサロンでの施術だけでなく、ご自宅での扱い方にも通じます。施術後の髪を守るために、次の流れをおすすめしています。
- STEP 1当日は洗わない
- STEP 2予洗いする
- STEP 3頭皮を洗う
- STEP 4すすぎ方を分ける
- STEP 5根元から乾かす
- STEP 6熱は必要な所だけ
01予洗いのあと、頭皮を中心に洗う
洗う前に、乾いた状態で軽くブラッシングし、お湯で頭皮と髪をしっかり流します。先に汚れを落としておくと、シャンプーの量や泡立てる時間を必要以上に増やさずに済みます。シャンプーは頭皮を中心に洗い、毛先は泡を通す程度で十分です。
02シャンプーは、洗浄力の強すぎないものを
シャンプー選びで大切なのは、洗浄力が強すぎないことです。Riourseでは、ホームケアの選択肢として、美容室専売のアミノ酸系ヘアケアシリーズ「パルガ」をご紹介しています。
メーカーの説明では、パルガはアミノ酸の中でも上質なグルタミン酸を使い、髪と頭皮のうるおいを守りながら洗いあげるシリーズです。いくつかの種類があり、髪の太さや乾燥の度合い、頭皮の状態によって合うものが変わります。Riourseでは、施術のときに髪を見たうえで、その方に合うものをお伝えしています。
市販のシャンプーを使っていただくこともできます。その場合も、洗浄力が強すぎないものを目安に選んでください。
03シャンプーとトリートメントは、すすぎ方を変える
シャンプーは、頭皮や髪に泡が残らないよう、丁寧にすすぐことが大切です。ミディアムからロングの髪なら、1分〜1分半程度が最初の目安です。ただし、毛量や髪の長さ、シャワーの水量によって変わるため、時間だけで判断する必要はありません。特に耳の後ろや襟足、髪の内側はすすぎ残しが出やすいため、髪を持ち上げながらしっかり流しましょう。
一方、トリートメントは、シャンプーほど長くすすぐ必要はありません。トリートメントは、髪の表面になめらかさを与え、摩擦を抑えて手触りを整えるためのものです。根元や頭皮に余分な成分を残さないようにしながら、毛先は指を通し、ぬるつきやベタつきがなくなるまで優しくすすぎます。
| 部位 | すすぎ方 |
|---|---|
| 頭皮・根元 | シャンプーを十分にすすぎ、トリートメントも残さない |
| 中間 | 指を通しながら、全体が均一になるようにすすぐ |
| 乾燥やダメージが気になる毛先 | 強くこすらず、余分なぬるつきがなくなるまで優しくすすぐ |
「毛先は流しすぎない」という考え方には、手触りを保つうえで意味があります。ただし、ぬるつきが残るほど軽く流すことが、髪にとってよいわけではありません。毛先の手触りを残すことと、トリートメントそのものを髪に残すことは別のことです。大切なのは、時間をかけすぎることではなく、必要なうるおいとなめらかさを保ちながら、余分なものをきちんと洗い流すことです。
すすいだあと、毛先がきしむときは
すすぐ時間だけを短くするより、トリートメントの種類や量、なじませる時間、洗い流さないトリートメントの使い方を見直すほうが、毎日同じ手触りを再現しやすくなります。製品の使い方の表示にも合わせて調整してください。
04タオルで押さえ、根元から乾かす

タオルで髪をはさみ、押さえるように水気を取ります。ドライヤーは根元から当て、地肌に風を入れて根元を先に乾かします。中間から毛先は、上から下へ風を当てて整えます。毛先から乾かすと、根元が濡れたまま残りやすく、時間がたってから広がりやうねりが出ることがあります。
ケラチンブローアウトのあとは、乾かすだけでまとまりやすくなります。その良さを活かすためにも、濡れたまま寝ることは避け、乾き残しがないかを最後に手ぐしで確認してください。
05熱は、必要な部分だけに
アイロンを使う場合は、必要な部分だけに、低めの温度から使います。同じ場所に何度も通すより、乾かす段階で整えておくほうが、髪への負担を抑えやすくなります。
施術後にお伝えした内容がある場合は、そちらを優先してください
当日の過ごし方やホームケアは、髪の状態や施術内容によって追加でお伝えすることがあります。迷ったときは、自己判断で続けず、公式LINEからご相談ください。
CHAPTER 06
強い約束より、続けられるケアを

ホームケアをきちんと続ければ、施術直後の状態がずっと続く、とお約束することはできません。仕上がりや持続には、髪質、クセの強さ、これまでの施術履歴、生活環境、ホームケアによって個人差があります。
Riourseが大切にしているのは、無理なく続けられる扱い方をお伝えすることです。毎日すべてを完璧にこなすより、「当日は洗わない」「シャンプーとトリートメントのすすぎ方を分ける」「根元から乾かす」といった基本を続けるほうが、結果として髪を守りやすくなります。
Riourseは表参道の完全予約制・一対一のプライベートサロンです。代表の川北が、カウンセリングから仕上げまでを担当し、施術後の過ごし方も、その方の髪と生活に合わせてお伝えしています。気になる変化があれば、次の予約を待たずにご相談ください。
相談前に、このメモを埋めてみてください
コピーしてLINEに貼り付けていただくと、そのまま相談内容として使えます。分からない項目は空欄で大丈夫です。
【前回の施術日】 【施術後に気になり始めた時期】 【気になる場所】根元/表面/顔まわり/毛先 【使っているシャンプー・トリートメント】 【乾かし方・アイロン】温度: 回数: 【カラーの予定】 【いちばん困っていること】
FAQ
よくある質問
Q1. ケラチンブローアウトの当日にシャンプーしてもいいですか?
Riourseでは、施術当日はシャンプーを控え、翌日から洗っていただくようご案内しています。施術後に別の目安をお伝えした場合は、そちらを優先してください。
Q2. 施術当日に髪を結んでもいいですか?
当日は、できれば結ばずにお過ごしいただくことをおすすめしています。施術で整えた状態に、余計な圧力や摩擦をかけないためです。少し結んだからといって、すぐに効果がなくなるわけではありません。必要なときは、柔らかいシュシュなどでゆるく結んでください。使用する薬剤にメーカーの指定がある場合は、施術時にお伝えする内容を優先してください。
Q3. 市販のシャンプーを使ってもいいですか?
使っていただけます。選ぶときは、洗浄力が強すぎないものを目安にしてください。迷う場合は、施術時にご相談いただければ、髪の状態に合わせてお伝えします。
Q4. アイロンは使っても大丈夫ですか?
使っていただけます。必要な部分だけに、低めの温度から使うのがおすすめです。乾かす段階で整えておくと、アイロンの回数を減らしやすくなります。
Q5. ケラチンブローアウトのあとにカラーをしても大丈夫ですか?
Riourseでは、同じ日にカラーを行うこともできます。施術後2週間ほどは色の出方や明るさが変わりやすいため、2週間ほどあけるといつもの調合で考えやすくなります。別の美容室でカラーをする場合は、ケラチンブローアウトを受けたことと施術日を伝えてください。
特別なことより、毎日の基本を続ける
ケラチンブローアウトのあとの髪を守るのは、特別なケアを足すことより、毎日の扱い方を整えることです。当日は洗わず、髪に余計な負担をかけずに過ごす。翌日からは、洗う・すすぐ・乾かすを丁寧に続ける。髪の状態や施術履歴によって、必要なケアは変わりますので、迷ったときは一緒に整理しましょう。
LINE CONSULTATION
施術後の扱い方も、
写真から一緒に整理します
髪の状態や施術履歴によって、必要な方法は変わります。「この扱い方で合っているか不安」「自分の髪に合うシャンプーを知りたい」という方は、Riourse公式LINEから現在のお悩みをご相談ください。上の相談メモを貼り付けていただくだけでも大丈夫です。
- ・自然乾燥した髪の正面・横・後ろ、気になる場所の写真
- ・過去2年間のカラー・縮毛矯正・ケラチンブローアウトの時期
- ・いちばん困っていること
- ・希望する仕上がり

