ケラチンブローアウトとは?
効果・持続期間・料金を
美容師が本音で全部解説
「縮毛矯正はもう疲れた。でもトリートメントだけじゃ物足りない」——そんな声を、美容師としてこれまで何度も聞いてきました。この記事では、くせ毛・髪質改善を専門にしてきた美容師が、名前だけが先行しがちなこの技術の中身を、包み隠さずお伝えします。
最近、「ケラチンブローアウト」という言葉を目にする機会が増えています。ただ、名前だけが先に広まっていて、「結局何なのか」「縮毛矯正と何が違うのか」「値段はいくらかかるのか」がよくわからない、という方が多いのも事実です。読み終わる頃には、「自分に合う選択かどうか」が判断できるようになっているはずです。
ケラチンブローアウトとは?
ケラチンブローアウトとは、髪の主成分であるタンパク質「ケラチン」を髪の内部に補修しながら、熱の力でうねりやくせを落ち着かせていく技術です。
もともとはブラジル発祥の技術がベースになっていて、それを日本人の髪質や気候(湿気の多さ)に合わせて調整したメニューが、多くのサロンで扱われるようになってきました。
ポイントは、髪の内部構造を薬剤で切って再結合させる「縮毛矯正」とは、そもそものアプローチが違うということです。ケラチンブローアウトは、髪の表面と内部にケラチンを補いながらコーティングし、そこに熱を加えて形状をなじませていくイメージに近い技術です。そのため、縮毛矯正に比べて髪への負担が少なく仕上がる、というのが大きな特徴です。
また、「うねりを穏やかにする」だけの技術だと思われがちですが、実際は施術の組み方次第で、柔らかい自然な質感からしっかりとしたストレートまで幅広く調整できるのもケラチンブローアウトの大きな特徴です。よほど強いくせ毛でない限り、シングル施術でも十分にまとまりのあるストレートに近い質感に仕上がりますし、ダブル施術(2回重ねる施術)にすればさらにストレート感を高めることも可能です。
縮毛矯正・通常のトリートメントとの違い
「結局、縮毛矯正やトリートメントと何が違うの?」というのが、一番多い質問です。簡単に整理すると、以下のようになります。
| 項目 | 縮毛矯正 | ケラチンブローアウト | 通常のトリートメント |
|---|---|---|---|
| 仕組み | 髪の結合を薬剤で切って再構築 | ケラチンを補修しながら熱でなじませる | 表面をコーティングするのみ |
| 仕上がり | 完全にまっすぐ | 柔らかい自然な質感〜しっかりストレートまで調整可能 | くせ・うねりへの効果は薄い |
| 髪への負担 | 比較的大きい | 少なめ | ほぼなし |
| 持続性 | 半永久的(伸びた部分は別) | 一定期間で徐々に戻る | 数回のシャンプーで落ちる |
縮毛矯正が「ストレートに固定する」技術だとすれば、ケラチンブローアウトは「くせを活かした自然な質感から、しっかりとしたストレートまで、仕上がりの強さを選べる」技術というイメージです。逆に、通常のトリートメントは一時的なツヤや手触りの改善が中心で、うねりそのものを変える力はそれほど強くありません。
Riourseのケラチンブローアウトは、シングル施術でもかなりくせ毛の方でなければストレートに近い質感にまとまり、より強いストレート感を求める場合はダブル施術(2回重ねる施術)でしっかりとしたストレートに寄せることも可能です。「うねりを穏やかにしたい」という方にも、「できるだけまっすぐにしたい」という方にも対応できる、幅の広い選択肢だと考えてください。
効果はどのくらい続く?持続期間の目安
気になる持続期間ですが、これは髪質・ダメージレベル・普段のケアによって差が出るのが正直なところです。
一般的な目安としては、髪の状態やお手入れ次第で数か月単位で効果を感じられる方が多い、というのが現場での実感です。縮毛矯正のように「一度やれば伸びるまでずっとまっすぐ」というものではなく、シャンプーの回数や紫外線、汗などの影響を受けながら、少しずつ元の質感に近づいていくイメージです。
持続期間を延ばすための3つの習慣
- 1洗浄力の強すぎないシャンプーを選ぶ
- 2ドライヤーの熱を活かして正しくブローする
- 3週に1〜2回はホームケア用のトリートメントを併用する
逆に言えば、施術後のケア次第で「持ちの良さ」がかなり変わる技術だとも言えます。
気になる料金の相場
料金は、髪の長さ・量・ダメージレベル、そしてサロンによって幅があります。ショートヘアであれば比較的リーズナブルに、ロングヘアや髪量の多い方は施術時間・薬剤量が増える分、価格も上がる傾向にあります。
縮毛矯正と比べると近い価格帯になることもありますが、「ダメージを抑えながら質感を整える」という付加価値が含まれているため、単純な安さだけで比較するのは少しもったいない選択かもしれません。
料金が変動する主な要因
- 長髪の長さ・量:施術に使う薬剤の量と時間が変わるため
- 傷ダメージレベル:先にダメージケアが必要かどうかで工程が増える場合がある
- 色カラーとの併用有無:同日施術かどうかでプランが変わる
このように、同じ「ケラチンブローアウト」というメニューでも、髪の状態によって最適なプランは一人ひとり違います。正確な金額は髪質診断をしたうえでお伝えすることが多いので、気になる方はカウンセリングで確認するのが確実です。
メリットとデメリットを正直に話します
いいことばかりお伝えするのはフェアではないので、メリット・デメリットの両方を正直に書きます。
- 縮毛矯正に比べて髪への負担が少ない
- 柔らかい自然な質感からしっかりストレートまで、仕上がりの強さを調整できる
- くせを活かしたヘアスタイルとの相性がいい
- トリートメント効果も同時に得られ、手触りやツヤが向上する
- 非常に強いくせ毛の方は、シングル施術だけでは満足のいくストレート感が出にくいことがある
- しっかりストレートを求める場合、ダブル施術になり料金・時間が増える
- 効果が徐々に戻っていくため、定期的なメンテナンスが前提になる
「できるだけ施術回数を抑えたい」という方には縮毛矯正のほうが向いている場合もありますが、「ダメージを抑えながら、自然な質感からストレートまで自分好みに調整したい」という方にはケラチンブローアウトが合っている、というのが率直なところです。
こんな人におすすめ/おすすめできない人
おすすめな人
- 縮毛矯正のダメージが気になっている人
- 雨の日や湿気の多い時期のうねり・広がりを落ち着けたい人
- 猫っ毛・細毛でこれ以上の負担をかけたくない人
- 柔らかい自然な質感からしっかりストレートまで、自分好みに仕上がりを選びたい人
おすすめできない人
- 非常に強いくせ毛で、1回の施術(シングル)で完全なストレートを求める人
- 施術回数・費用をできるだけ抑えたい人
- メンテナンスの頻度をできるだけ減らしたい人
自分がどちらのタイプに近いか、まずはここで確認してみてください。なお、非常に強いくせ毛の方でも、ダブル施術(2回重ねる施術)にすることでしっかりとしたストレートに近づけられるケースが多いので、まずはカウンセリングで相談してみるのがおすすめです。
施術の流れ
実際のサロンでの施術は、おおむね次のような流れで進みます。
カウンセリング
髪質・ダメージレベル・なりたいイメージをヒアリング
薬剤塗布
ケラチンを補修する薬剤を髪全体になじませる
熱処理
アイロンなどの熱でケラチンを髪に定着させ、うねりをなじませる
仕上げ
質感やツヤを整えて完成
トータルの所要時間は髪の長さや量によって変わりますが、カウンセリングをしっかり行うことで「思っていた仕上がりと違った」というギャップを防ぐことができます。初めての方こそ、遠慮せずに理想と不安をすべて伝えていただくのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1セルフでできますか?
市販のケラチントリートメント剤もありますが、熱による定着の精度や薬剤の扱いには専門知識が必要なため、サロンでの施術をおすすめします。
Q2カラーやパーマと併用できますか?
順番や間隔を工夫すれば併用可能なケースが多いです。ダメージを最小限にするため、事前に美容師へ相談してください。
Q3傷んだ髪でも受けられますか?
髪の状態によっては、先にダメージケアを優先したほうがよい場合もあります。カウンセリングで髪の状態を診断したうえで判断します。
Q4妊娠中でも施術は受けられますか?
体調やにおいへの敏感さには個人差があるため、必ず事前にサロンへ相談のうえ、無理のないタイミングで検討してください。
Q5白髪染めをしている髪でも施術できますか?
カラーの履歴やダメージの度合いによって、仕上がりや持続期間に差が出ることがあります。事前にカラー履歴を伝えていただくことで、より正確な提案が可能になります。
Q6一度施術したら、次はいつ受けるのがベストですか?
髪の伸びるスピードやうねりの戻り方には個人差がありますが、根元の質感の変化が気になり始めたタイミングで相談していただくのが目安です。無理に間隔を詰める必要はなく、髪の状態を見ながら調整するのが理想的です。
まとめ
ケラチンブローアウトは、「うねりや広がりを穏やかに整えたい」という方にも、「縮毛矯正のようにしっかりストレートにしたい」という方にも対応できる、仕上がりの幅が広い選択肢です。ダメージを抑えながら理想の質感に近づけられる一方で、効果や持続期間には個人差があることも正直にお伝えしてきました。
大切なのは、「話題だから」「流行っているから」という理由だけで選ぶのではなく、自分の髪質・悩み・ライフスタイルに合っているかどうかを見極めることです。縮毛矯正、ケラチンブローアウト、通常のトリートメント——それぞれに得意なことと不得意なことがあります。この記事が、その判断材料の一つになれば嬉しく思います。
髪の悩み、まずは気軽にLINEで相談してみませんか?
「自分の髪はケラチンブローアウトに向いている?」「料金の目安を知りたい」——そんな些細な質問だけでも大歓迎です。公式LINEから、そのまま普通にメッセージを送るだけでOKです。
公式LINEで相談する

コメント