目次
髪にツヤが出ないのは「順番」のせい?
艶髪になるお風呂上がりケアの正しい手順
特別なアイテムは必要ありません。いつものタオル・コーム・ドライヤー・トリートメントを「正しい順番」で使うだけで、乾かしたあとの髪は変わります。表参道の髪質改善専門サロンが教える、自宅でできる艶髪ルーティンを解説します。
- お風呂上がりに行う、5つの艶髪ステップ
- 仕上がりを一段上げる、とっておきのひと手間
- 髪質タイプ別のちいさな調整ポイント
- やってしまいがちな、よくある3つの間違い
- 今日から使える、艶髪ルーティン早見表
「トリートメントをしているのに、髪がパサつく」「乾かした直後はきれいなのに、朝になると広がっている」「ツヤがほしくてオイルをつけると、ベタついてしまう」——そんなお悩みはありませんか。
髪のツヤがなくなってくると、つい「もっと高いトリートメントを」「オイルをもっと」と、足し算で考えてしまいがちです。でも艶髪づくりに本当に大切なのは、物を増やすことではなく、今ある物を「正しい順番」で使うこと。同じアイテムでも、使う順番が変わるだけで、乾かしたあとの仕上がりは大きく変わります。
今回は、表参道のプライベートサロンRiourseが、実際にお客様へお伝えしている「お風呂上がりの艶髪ルーティン」をそのまま公開します。難しい技術は一切なく、いつものアイテムがあれば今日から始められる内容です。
なぜ「順番」だけで、こんなに仕上がりが変わるのか
髪の表面は、キューティクルという薄いうろこ状の層で覆われています。濡れているときはこのキューティクルが開き、髪の内部がとても影響を受けやすい状態です。この「開いている時間」に、水分をどれだけコントロールできるか、トリートメントをどれだけ均一に届けられるか、そして毛流れをどれだけそろえた状態で乾かせるかによって、乾いたあとの手触りやツヤは大きく変わります。
つまり艶髪づくりとは、特別な薬剤や高価なアイテムの話である以前に、「濡れている数分間の扱い方」の話なのです。今あるアイテムでも、順番と手順を少し変えるだけで、キューティクルが整った状態で乾かすことができ、結果として自然な艶とまとまりが生まれます。
トリートメントの前に、余分な水分を落とす
シャンプーを流したあと、髪がびしょびしょのまま、すぐにトリートメントをつけていませんか。髪に水分が多く残りすぎていると、トリートメントが水で薄まり、髪になじむ前に流れ落ちやすくなってしまいます。
まず髪を手でやさしく握り、ポタポタと水が落ちなくなるくらいまで、余分な水分を取ってください。強くねじったり、ギュッと絞ったりする必要はありません。大切なのは、水分を全部なくすことではなく、多すぎる水分だけを減らすこと。びしょびしょでもなく、乾いてもいない、髪がしっとりしているくらいの状態でつけるのがベストです。
コームでなじませ、少量のお湯で「乳化」する
濡れた髪は何本も重なって束になっているため、手だけでトリートメントをなじませると「たくさんつく部分」「ほとんどつかない部分」ができ、仕上がりのムラにつながります。
中間から毛先につけたら、目の粗いコームでやさしくとかしましょう。根元から一気にではなく、まず毛先のもつれを取り、少しずつ中間へ進みます。引っかかったときは、力を入れて引っ張らず、もっと毛先に近い場所から短い距離でとかし直してください。
とっておきのひと手間|乳化
さらに仕上がりを一段上げたい方は、流す前に手のひらに少量のお湯を取り、毛先へなじませる「乳化」がおすすめです。両手でやさしく握るのを2〜3回繰り返すことで、一か所に固まっていたトリートメントがゆるみ、髪全体に均一に広がります。
- 毛先が引っかかりやすい方
- 髪が太く、量が多い方
- 髪の内側がパサつきやすい方
- トリートメントの仕上がりにムラが出やすい方
最初からシャワーを直接当てると流れすぎてしまうため、手のひらから少しずつなじませるのが鉄則です。髪のツヤは、何かをたくさんつけるだけでは生まれません。髪の表面と毛流れが、きれいにそろうことで生まれます。
タオルはこすらず、水分を吸わせる
濡れている髪は、乾いているときよりも傷つきやすい状態です。このときにタオルで髪同士を強くこすると、髪の表面が乱れやすくなり、光がきれいに反射しにくくなって、パサついて見える原因になります。
頭皮はタオルで包み、指の腹で軽く押さえます。中間から毛先はタオルで挟み、やさしく押してください。一度で全部の水分を取ろうとせず、数回に分けて、髪の水分をタオルへ移す意識が大切です。正しくタオルドライができると、ドライヤーの時間も短くなり、毛先への熱ダメージも防ぎやすくなります。
乾かす前に、毛流れを整える
タオルドライが終わったら、すぐにドライヤーを当てるのではなく、先に毛流れを整えましょう。目の粗いコームで、毛先→中間→根元付近の順にやさしくとかします。絡まった髪のまま乾かすと、毛流れがバラバラな状態で固定され、広がりやパサつきの原因になります。
毛流れを整えたら、洗い流さないトリートメントを中間から毛先へ少量ずつ。最初につけすぎると重さやベタつきが出るため、足りなければ乾かしたあとに少し足すくらいがちょうど良いです。つけたあとも、もう一度コームを通して均一に広げてください。
根元から乾かし、毛先は最後。仕上げは冷風10秒
ドライヤーで一番大切なのは、乾かす順番です。髪は根元が一番乾きにくく、毛先が一番乾きやすい部分。最初から根元と毛先へ同じように温風を当てると、根元が乾く頃には毛先が乾きすぎてしまいます。
乾かす順番は、根元→内側→中間→毛先。根元は指で軽く動かしながら、同じ場所に温風を当て続けないようにしましょう。毛先は根元や中間を乾かしている間にも自然と乾いているため、最後は軽く整える程度で十分です。「ツヤがないからオイルを足す」前に、実は乾かす段階でツヤを失っていないか、一度見直してみてください。
とっておきのひと手間|最後の冷風10秒
髪全体が乾いたら、コームで根元から毛先まで毛流れを整え、上から下へ温風を数秒。その形を崩さないまま冷風に切り替え、10秒ほど当ててください。特に表面の髪は、手のひらでやさしく支えながら冷風を当てると、よりまとまりやすくなります。
髪の向きがそろうと、光が同じ方向へ反射しやすくなり、自然なツヤが際立ちます。朝、顔まわりが広がりやすい方は、夜のこの10秒をぜひ取り入れてみてください。
髪質に合わせた、ちいさな調整
髪が細く、ペタッとしやすい方:トリートメントやオイルは根元付近を避け、中間から毛先へ少量を薄く広げます。最初からたくさんより、足りないときに少量を足す方が失敗しにくくなります。
髪が太く、広がりやすい方:洗い流さないトリートメントは一度にたくさんではなく、少量ずつ2回に分けると均一になじみます。髪の内側にもコームで薄く広げましょう。
クセがあり、表面が広がりやすい方:ドライヤーの風は下からではなく、根元から毛先に向かって上から下へ。手で髪をやさしく支え、毛流れをそろえながら乾かします。
やってしまいがちな、よくある3つの間違い
量を増やしすぎると、髪が乾きにくくなったり、重くなったり、ベタついたりすることがあります。大切なのは、適量を均一に広げることです。
毛先は髪の中で最も乾きやすい部分。傷んでいるからこそ、最初から熱を当てるのではなく、最後に短時間で整えましょう。
その場ではツヤが出たように見えても、つけすぎは髪の重さや動きのなさにつながります。まず毛流れと乾かし方を見直し、それでも足りない時だけ、乾かしたあとにごく少量を足しましょう。
艶髪ルーティン早見表
| 01 | 余分な水分を落とす |
| 02 | トリートメントを中間〜毛先へ |
| 03 | 目の粗いコームで均一に広げる |
| 04 | 少量のお湯で毛先になじませる(乳化) |
| 05 | やさしく洗い流す |
| 06 | タオルはこすらず、押さえて吸わせる |
| 07 | コームで毛流れを整える |
| 08 | 洗い流さないトリートメントを薄く |
| 09 | もう一度コームで均一に |
| 10 | 根元→内側→中間→毛先の順で乾かす |
| 11 | 毛流れをそろえ、最後に冷風10秒 |
まずは「水分を落としてからつける」「コームを使う」「毛先は最後に乾かす」の3つから始めてみてください。
よくある質問
Q. オイルとミルク、どちらを先につけるべきですか?
基本的には、水分を多く含むミルクやミストを先に、油分の多いオイルは仕上げに少量というのが順番です。オイルを先につけると水分をはじいてしまい、ドライヤーの熱でかえって内部の水分が飛びやすくなります。
Q. 毎日忙しくて、全部の手順は難しいです。
全部を完璧にこなす必要はありません。まずは「水分を落としてからトリートメントをつける」「コームを使う」「毛先は最後に乾かす」の3つだけでも、仕上がりは十分に変わります。慣れてきたら、少しずつ他の手順も取り入れてみてください。
Q. くせ毛でも同じ順番で大丈夫ですか?
基本の順番は同じですが、クセが強い方は根元から毛先に向かって上から下へ風を当てることを意識すると、より広がりを抑えやすくなります。髪質によって最適な調整は変わるため、気になる方はサロンでのカウンセリングもぜひご活用ください。
最高の艶髪は、高い商品を買うことから始まるのではありません。今ある物を、正しい順番で使うことから始まります。今日のお風呂から、一つずつ試してみてください。
「自分の髪質だとどう調整すればいい?」「サロンでのケアも気になる」
そんな方は、Riourse公式LINEからお気軽にご相談ください。

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