40代からの髪質改善ガイド
うねり・広がり・パサつきの見極め方と施術の選び方
髪がまとまらなくなったのは、年齢のせいだけではありません。今の髪が「どのタイプか」が分かると、選ぶケアも施術も変わります。
この記事で分かること
- 40代から髪がうねる・広がる・パサつく理由
- 30秒でできる、自分の髪のタイプチェック
- 自宅ケアで整えやすい悩みと、施術を考えたほうがよい悩みの境目
- 髪質改善・ケラチンブローアウト・縮毛矯正・ヘアリセッターの選び方
- 悩み別に、次に読むとよい記事
40代に入ってから、このような変化を感じる方はとても多いです。Riourseにご相談に来られる方からも、「何をしてもまとまらなくなった」「自分の髪が分からなくなった」という声をよく伺います。
ただ、同じ「まとまらない」でも、原因がうねりなのか、広がりなのか、パサつきなのかで、合うケアも施術もまったく違います。ここを分けずに「とりあえずトリートメントを増やす」「とりあえず縮毛矯正をかける」と、かえって扱いにくくなることもあります。
この記事は、40代からの髪の悩みを整理するための案内役です。全体像をつかんでいただき、気になる悩みは関連する記事で詳しく読めるようにしています。
40代から髪が変わってくる理由
40代前後から、髪には少しずつ次のような変化が出てきます。
1本1本のうねりが出やすくなる
以前はまっすぐだった方でも、根元から細かくうねる髪が増えてきます。特に表面や顔まわり、後頭部の内側に出やすく、「急にクセ毛になった」と感じる方もいます。
髪が細く、やわらかく感じる
1本ずつのハリやコシが弱くなると、湿気や寝ぐせの影響を受けやすくなります。ボリュームが出にくい一方で、表面だけがふわっと浮く、というちぐはぐな状態も起こりやすくなります。
ツヤが出にくくなる
髪の内側の水分と油分のバランスが崩れたり、表面がざらついたりすると、光をきれいに反射しにくくなります。白髪染めを繰り返している方は、毛先ほどこの変化を感じやすい傾向があります。

まず見極め|30秒でできる髪のタイプチェック
シャンプー後、何もつけずに自然乾燥した髪(または、ドライヤーで乾かしただけの髪)を鏡で見てください。当てはまる項目が多いものが、今のあなたの中心となる悩みです。2つ以上のタイプに当てはまる方も珍しくありません。
もうひとつ見てほしいのが、根元と毛先の違いです。根元はうねっているのに、毛先は以前の縮毛矯正でまっすぐ、さらに白髪染めで乾燥している……というように、1本の髪の中で状態がまったく違うことがよくあります。この違いが、40代の髪を扱いにくくしている大きな理由のひとつです。
原因は1つではない|量を増やす前に順番を見る
40代の「まとまらない」は、たいてい複数の原因が重なっています。Riourseでは、次の4つを分けて考えます。
① 髪の内側の水分と油分のバランス
髪の内側には、水分を抱えて形を保つ部分と、髪同士をなめらかにつなぐ油分(CMCと呼ばれる、細胞同士をつなぐ成分)があります。ここが減ると、湿気を吸ったり吐いたりしやすくなり、うねりや広がりにつながります。
② これまでの施術の履歴
過去の縮毛矯正、カラー、パーマ、ブリーチ。どこに、いつ、何をしたかで、同じ髪でも場所ごとに強さが違います。ここを確認せずに全体を同じ薬剤・同じ温度で扱うと、毛先だけ硬くなる、チリつくといったことが起こりやすくなります。
③ 白髪染めの繰り返し
白髪染めは根元の白髪をしっかり染めるため、明るさや色味を整えるカラーより髪への負担が大きくなりやすい傾向があります。毎回毛先まで染めていると、乾燥が少しずつ重なっていきます。
④ 乾かし方と毎日の熱
濡れた時間が長い、根元が乾ききっていない、毎朝高い温度のアイロンを当てている。こうした毎日の習慣も、うねりやパサつきを強める原因になります。
白髪染め白髪染めは毎回毛先まで必要?40代の根元と毛先を分ける順番›自宅でできる順番|落とす→補う→整える→守る
細かなアイテム選びより先に、この4つの順番を意識するだけでも、まとまりは変わります。
- 落とすシャンプー前に1分ほどお湯でしっかり流し、汚れとスタイリング剤を落とします。落としきれていない油分の上に重ねると、ベタつきと重さの原因になります。
- 補うトリートメントは毛先から中間に。根元にはつけすぎないようにします。量を増やすより、なじませてから流す時間を少しとるほうが効果的です。
- 整えるタオルで水気をやさしく取ったら、根元から先に乾かします。上から下へ風を当て、最後に冷風で落ち着かせると、表面のうねりが出にくくなります。
- 守る仕上げのオイルは少量を手のひらで広げてから毛先中心に。アイロンを使う日は、温度を上げすぎないことも大切です。
ただし、自宅ケアで整えやすいのは主に「質感」(パサつき・ツヤ・手触り)です。根元から出ているうねりや、髪の「形」そのものの悩みは、ケアだけで変えるのは難しく、施術を組み合わせて考えるほうが近道になります。
施術の選び方|4つの選択肢の向き・不向き
「髪質改善」と一口に言っても、目的の違う施術がいくつかあります。まずは全体を比べてみてください。
| 主な目的 | 向いている髪 | 持続の目安 | |
|---|---|---|---|
| 髪質改善トリートメント | 手触り・ツヤ・まとまりを整える | パサつき・ツヤ不足が中心。クセは弱い | 1か月半〜2か月 |
| ケラチンブローアウト | うねり・広がりをやわらげ、自然な丸みを残す | 弱〜中程度のうねり、広がり、湿気での乱れ | 2〜3か月 |
| 縮毛矯正 | クセをまっすぐに伸ばす | 根元からの強いクセ、毎朝アイロンが欠かせない | かけた部分はまっすぐな状態が続き、伸びた根元にクセが出る |
| ヘアリセッター | 毛流・毛質・毛量をコントロールし、収まりのよい髪に整える | 分け目が割れる、つむじや襟足が浮く、量が多く膨らむ、硬くてなじまない。ほかの施術の前の土台づくりにも | 髪の状態によって異なる |
※持続や仕上がりには個人差があります。髪質や履歴によって適さない場合があります。
髪質改善トリートメント
髪の内側に水分と栄養を補い、表面を整えることで、手触りとツヤを整える施術です。クセを伸ばすものではないため、「うねりはそれほど気にならないけれど、パサつきとツヤのなさが気になる」という方に向いています。
ケラチンブローアウト
縮毛矯正のようにまっすぐにするのではなく、うねりや広がりをやわらげ、自然な丸みを残したまま扱いやすくする施術です。「縮毛矯正をするほどではないけれど、毎朝のアイロンを減らしたい」という方の選択肢になります。強いクセを完全に伸ばすことはできません。
縮毛矯正
クセをまっすぐにする力がもっとも強い施術です。酸性ストレートも、縮毛矯正の中の一つの方法です。40代以降は、毎回毛先までかけないこと、根元・中間・毛先で薬剤と熱を変えることが、仕上がりを左右します。
縮毛矯正40代の縮毛矯正は根元だけでいい?毛先を守る方法›ヘアリセッター
髪の「収まり」は、毛流(髪の流れ)・毛質(硬さややわらかさ)・毛量(ボリューム)の3つで決まります。ヘアリセッターは、この3つをまとめてコントロールし、乾かしただけで自然と収まる髪へ整える施術です。
うねりを伸ばす、ツヤを足すといった1つの悩みに対処するのではなく、「なぜこの髪は収まらないのか」という土台から組み立て直すのが特徴です。分け目がパックリ割れる、つむじや襟足が浮く、量が多くて横に膨らむ、硬くて手でなじまない。これまでアイロンやスタイリング剤で毎朝ごまかしてきた悩みに、髪そのものの流れと質感から向き合います。
「クセが強いわけではないのに、なぜかまとまらない」という方にこそ、試していただきたい選択肢です。
さらにRiourseでは、ほとんどの方に、まずヘアリセッターで土台を整えてから、髪質改善・ケラチンブローアウト・縮毛矯正などの施術を行っています。毛流・毛質・毛量が整った髪は、その後の施術が均一に入りやすく、仕上がりの質感とまとまりがひとつ上の段階に近づきます。ヘアリセッターは、単独のメニューであると同時に、すべての施術の質を引き上げる「最初の一手」でもあります。
ヘアリセッター生え癖はカットでどこまで矯正できる?つむじ・襟足とヘアリセッターでできること› 施術の比較ケラチンブローアウト・縮毛矯正・酸性ストレートの違い|40代の選び方›年代別|30代・40代・50代・60代で見るポイント
同じ悩みでも、年代によって気をつけたいところが少しずつ違います。
うねりの始まりに気づく時期。まだクセが弱いうちに、乾かし方と施術の順番を整えておくと、40代以降の髪が扱いやすくなります。
うねり・広がり・パサつきが重なりやすい時期。白髪染めが始まる方も多く、根元と毛先を分けて考えることがいちばん大切になります。
髪が細くなり、ボリュームが出にくくなる時期。まっすぐにしすぎるとペタンとしやすいため、自然な丸みとツヤを残す設計が向いています。
白髪の割合が増え、乾燥しやすくなる時期。施術の強さよりも、髪への負担に配慮しながら手触りとまとまりを整えることを優先します。
向かない場合と、相談の目安
どの施術にも、向かない髪の状態があります。たとえば次のような場合は、施術を急がず、まず髪の状態を確認することをおすすめしています。
- ブリーチや高明度のカラーを繰り返し、毛先が濡れるとゴムのように伸びる
- 過去の縮毛矯正やアイロンの熱で、毛先が硬く、チリついている
- 短い期間に、別々の美容室で強い施術を重ねている
- 頭皮に赤みやかゆみなどの違和感がある
こうした髪に無理に施術を重ねると、扱いにくさが増してしまうことがあります。Riourseでは、できることとできないことを先にお伝えし、必要があれば施術の範囲を絞ったり、段階を分けたりしてご提案しています。
悩みから読む|次に読みたい記事
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よくある質問
年齢で諦めず、今の髪に合う順番を
40代からの髪は、「何を使うか」より「どの順番で、どこに、どれだけ」が大切になります。同じうねりでも、根元のクセなのか、毛先の乾燥なのか、過去の施術の影響なのかで、選ぶべき方法は変わります。
髪の履歴・クセ・水分状態・ダメージの位置によって、必要な施術と順番は変わります。今の髪をていねいに見極めることが、扱いやすさとツヤへのいちばんの近道です。

自分の髪に何が合うのか、
写真から一緒に確認しませんか。
うねり・広がり・パサつきのどれが中心か、根元と毛先でどう違うかによって、必要な方法と順番は変わります。「自分には何が合うのか分からない」という方は、Riourse公式LINEから今のお悩みをご相談ください。
- 自然乾燥した髪の正面・横・後ろの写真
- 過去2年間のカラー・縮毛矯正・ブリーチの履歴
- 今いちばん困っていること(この記事のタイプチェックの結果でも大丈夫です)
- 希望する仕上がり
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