表参道にあるプライベートサロンRiourse代表 川北 善徳です。
髪質改善を追求し、一人ひとりの髪の状態や悩みに合わせたカスタマイズされた施術を行っています。
目次
縮毛矯正が失敗する原因とは?美容師が解説!
こんにちは!😊 美容師の川北です。
今日は少し気になるテーマ、「縮毛矯正の失敗」についてお話しします。
その前に、美容師には絶対についてまわる「失敗」について触れてみたいと思います。
縮毛矯正に限らず、失敗は誰でも避けたいものです。
カットやカラーを含め、どんな施術にも失敗のリスクはつきもの。
特に難易度が高い施術ではリスクが増すため、お客様と十分に相談し、場合によっては施術を断る選択肢も必要です。
確実にできることだけをするのは美容師として大切な姿勢。
でも、お客様の「本当はこうしたい!」という願いに応えるためには、ときにチャレンジが求められることもあります。これが美容師の仕事の醍醐味でもあります。
もちろん、昭和や平成の時代には、私もたくさんの失敗を経験しました。そのたびに知識と技術を磨き、今日まで成長を続けています。
今でも100点満点を目指して全力で取り組んでいますが、どうしても完璧にならない部分もあります。100点を目指して92点だった場合、それは次回さらに調整すればよいという学びの機会です。
大切なのは、より良い成功を目指し続けること!失敗を恐れず、挑戦を続けていきます。
では本題に入りましょう!縮毛矯正の失敗で多く挙げられる「根折れ」や「ビビり毛」とは何なのか、その対処法について詳しく解説していきます!
縮毛矯正失敗のトラブル事例と正しい対応策
まずは、縮毛矯正の失敗の中で多い「根折れ」や「ビビり毛」について簡単に説明しますね。
根折れってなに?
根折れとは、縮毛矯正の薬剤や熱の影響で髪の根元が折れ曲がり、不自然なクセがついてしまう状態です。。
特に根元付近のクセは目立ちやすく、「まっすぐにするはずが変なクセが…」という結果になりがちです。
・原因
⚪︎アイロンの使い方のミス
アイロンの使い方といっても、その髪の毛の状態で、スライス、テンションのかかり具合、毛束を引っ張り出す角度など、細かくみていくと色々とあります。
お客様の髪の毛の状態に合わせて、その都度変えていく必要があります。
⚪︎薬剤の選定ミス
ちょうどいい強さの薬剤を使うのがいいのですが、ダメージによっては複数の薬剤を塗り分けたり、塗り重ねたり、髪の毛に一番負担がないように、均一のストレートになるように効かせる必要があります。
根折れは、根元ギリギリまで塗布して、しっかりと薬が効いてしまうと折れたような状態になってしまう可能性が高いです。
※薬が根元に溜まっていたらアウトです。。
⚪︎薬剤塗布の方法が適切でない
(根元の塗布は、残し具合や塗布量などが大切です。)
クセが強い方は根元近く5ミリくらい残して、コーミングで少し伸ばす感じで、さらに伸ばすこともありますが、根折れのリスクも高くなります。。
安全圏は10ミリ残していれば問題ないです。でも根元の収まり、縮毛矯正の持ちの部分で差が出てきます。。
※ここはお客様とのカウンセリングでよく理解してもらうことも大切です。
根元の薬剤塗布は、5ミリより近くを塗布するのはリスクを伴います。髪質によって、塗布する量も、塗布の仕方も変わります。
さらにコットンやペーパーを挟んで、薬剤をつけたくないところをカバーしたりする必要もあります。
ビビり毛とは?
ビビり毛とは、髪が過度にダメージを受けてしまい、ゴワゴワ・チリチリになる状態です。触ると硬くなり、まとまりがなくなります。
※ビビリ毛といってもダメージの具合で、状態がかなり違います。
当然、その後の対処の仕方もかなり変わってきます。
原因
⚪︎過剰な薬剤使用
髪の毛の状態をしっかりと整えてからなら、強い薬剤を塗布しても、まだビビってしまうリスクを軽減できます。
でも髪の毛の状態が整っていない状態で、必要以上に強い薬剤を塗布してしまうと、一気に反応が進み、ビビってしまうことがあります。
⚪︎アイロンでの熱のかけすぎ
過剰な薬剤反応があった髪の毛に、アイロンで熱をかけすぎたり、テンションをかけすぎたりすると、髪の毛の結合が壊れてビビってしまう可能性があります。(>_<)
縮毛矯正が失敗した時にまずやるべきこと☝️
「縮毛矯正が失敗しちゃった!」と思ったら、以下のポイントをチェックしてみてください。
◎早めに美容室に相談する
とにかく、施術を受けた美容室に相談するのがベストです。
「直してもらうのは気が引ける…」と思うかもしれませんが、多くの美容師は誠実に対応してくれます。
どうしても相談しづらい場合は、縮毛矯正やダメージケアが得意な美容室を探してみましょう。
縮毛矯正失敗した時の正しい対応策とは?
・ここからは「根折れ」や「ビビり毛」の対処法について詳しくお話しします!
根折れの対処法
根折れは部分的に折れたようなクセがついてしまっている状態なので、適切に対応すれば改善可能です。( ^∀^)
【美容室での対応】
美容室では、根折れ部分だけを矯正する「部分施術」が行われます。この際、アイロンの温度や薬剤の強さを調整し、ダメージを最小限に抑えながら修正します。
※Riourseでは最新の美髪矯正技術(シルクレッチ)を活用して、最小限のダメージで髪を美しく補正します!
【自宅でのケア】
美容室での施術後も、日常ケアが大切です!
⚪︎保湿系トリートメント:内部を補修するものを選びましょう。
⚪︎低温ドライヤー:優しい熱で根元の形を整えるように乾かします。
特に縮毛矯正をして1週間くらいは、ダメージさせないヘアケアが大切です。
ビビり毛の対処法
ビビり毛は深刻なダメージですが、こちらも正しいケアで改善可能です。
【美容室での対応】
髪の状態によりますが、以下の施術が有効です。
- ダメージを抑えた縮毛矯正(美髪矯正)
- 髪質改善トリートメント:髪内部の空洞を埋め、ダメージを軽減する効果があります。
※ビビリ毛を矯正する縮毛矯正と髪質改善は特別で、デリケートな髪の毛のためのレシピになります。
【自宅でのケア】
- 刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを選ぶ。
- 週1回の集中ケア:ダメージ補修用のトリートメントを取り入れる。
- 摩擦を防ぐタオルドライ:優しく水分を吸収することがポイント!
とにかくビビリ毛の処理は、ビビリ毛の状態にもよりますが、根本的に治すというより馴染ませて、収まりやすくする程度になります。それでもかなりよくなります。
ただ正確にいうと、「誤魔化す」だけです。。
そして誤魔化してよく見える状態を維持するためには、必ずいいシャンプー、トリートメントを使う必要があります。
どちらかというと毎日のヘアケアこそが一番大切になります!
※オススメのシャンプー、トリートメントはこちらです。⬇︎
パルガ O シャンプー、トリートメント
縮毛矯正失敗を防ぐためのポイント💡
・信頼できる美容室を選ぶ
縮毛矯正の技術には、美容師の経験や知識が大きく影響します。口コミや実績をチェックして、信頼できるサロンを選びましょう。
・カウンセリングをしっかり受ける
自分の髪質や過去の施術履歴を正直に伝えることで、失敗のリスクを減らせます!
・髪の状態を整えておく
縮毛矯正前には保湿を行い、髪の状態を整えることが大切です。
髪の毛を強く、均一の状態にすることで、失敗しにくくなり、より質の高いストレートにすることができます!
まとめ
縮毛矯正は、最も難しい技術の一つと言われています。
お客様との信頼関係を築きながら、毎回少しずつ改善を重ね、より理想的なストレートヘアを提供することが大切だと考えています。
そのため、気になったことは良いことも悪いことも遠慮なくお伝えいただけると、さらなる満足感につながると思います。( ^∀^)
縮毛矯正での失敗も、その後の適切な対処法やケア次第で改善可能です!
焦らず冷静に対応することで、美しい髪を取り戻すことができます。
何かご質問やお悩みがあれば、ぜひコメントやメッセージで教えてくださいね😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました!✨
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